小学生になると、登下校も子供だけになり子供の自由行動が増えてきます。
我が家でも小学校低学年時には何度かこの「待ち合わせ問題」にハラハラしました。
周りのご家庭にきいてみると、各ご家庭によって色々なルール作りをされて
お子さんにあらかじめ話してあったりもしていて、
なるほど~と感心したりします。
ぼんやり楽天的ママのわたしは、その都度遭遇してはアタフタしていました。
毎日の生活で精いっぱいで、余裕がないからでもアリます。
今回は働くママの私が子供同士の待ち合わせで心配したこと、
休日の遊びの約束などで困ったことなどをどうやって乗り換えたか?!
というのを実体験から書いていこうと思います。
待ち合わせ場所に来ない
待ち合わせデビューの最初のうちは、待ち合わせ場所に行っても会えないことが続きました。
どちらかの家で遊ぶつもりなのですが、家がわからないので近くの公園やコンビニで待ち合わせる約束をしたようです。
一時間以上も公園で待って、来なかったと言って帰ってきたりします。
1~2回目は子供同士の約束だし、
帰ってみたら親と出かける用事があったのかも、と
我が子をなぐさめたりしました。
ある時は台風の前の日に学校で約束をしてきて、
「明日の11時にコンビニの前で待ち合わせ」という約束でした。
約束をしたときは、天候も落ち着いていて雨も降っていなかったのですが、
当日は朝から雨風があり、暴風雨とまではなかったのですが、
とても小学生が出歩ける天気ではありません。
それでも、万が一相手が来ていたら心配なので
珍しく休日に仕事の入ってなかったパパに車で連れて行ってもらって
コンビニの駐車場で車内から確認しながら待ちました。
もちろん相手は来なかったので、ほっとしました。
そんな状況で来てくれてもそのほうが心配ですもんね。
相手の保護者と連絡はとらなかったの?
と不思議に思われるパパ・ママがいらっしゃったら、
その方は専業主婦のいるご家庭ではないでしょうか。
ママ友付き合いにも頑張られているパワーのある働くママとか。
体力もないのに働きながら子育てしているママの私は、
幼稚園からのママ友は奇跡的に二人いたのですが
貴重なママ友は二人とも転勤族の奥様で、一年生の夏休み前に
遠くに引っ越していってしまいました。(>_<)
ほかの子たちはママ友同士で
幼稚園以外でも子供連れて遊びに行ったり、出かけたりしているのを
娘はずっと羨ましく思っていました。
可哀そうに思いましたが、
性格上あまり気を利かせてママ友作りを頑張ったりは上手くできず、
しかも生活時間も夕方遅くに迎えに行く我が家とは合いません。
そういった我が家とは時間の合ってないご家庭のお子さん達ほど、
放課後遊びのグループが出来ています。
幼稚園で数人のグループの中で、
幼稚園が終わってからママ同士仲良くて遊びに行ったりしているお友達との間に
我が娘はちょっと疎外感を感じることも多かったのだと思います。
コミュ障気味のワーキングマザーにとって、子供の遊び相手のママの連絡先を知ることはハードルが恐ろしく高いのです。
仕事のように成果で評価される世界ではなく、ママ友受けが何がいいのか皆目わからない私でした。
子供たちには苦労かけています。(とほほです)
というわけで、困っても連絡先が不明で確認も取れません。
しっかりと子育てをされて、
子供の為にママ友付き合いもこなしていらっしゃるママ達からすれば、
努力が足りませんよね・・・。
急に参観日で話しかけてみて、なんだか浮いたりしたこともあり〼。
どうも努力が横滑りしがち・・。
小学生が約束して互いの家で遊ぶ時の困りごと
土日にどちらかの家で遊ぶ約束をして帰ってくるようになると、来てもらっても行くことになっても心配なことが出てきます。
来てもらう時の困ったこと
- 下の子との相性
- 帰りの時間
- おもちゃの持ち帰り
などでした。
下の子との相性
来てもらったお友達と下の子が相性が良くないと困ったこと。
下の子の機嫌も悪化するし、娘が下の子をかばう時はお友達と険悪になるし、
逆に下の子を娘と友達ではずれっこにして遊んだりするのも同じ家の中では
下の子が泣いたりして、広くもない我が家ではストレスになりました。
帰りの時間
来てくれたら必ず「何時に帰るとお家にいってきたの?」と確認しました。
帰りの時間が近くなっても帰らなかったらヤキモキするし、
さあさあと追い立てるように帰らせたり、遅くなったら送って行ったりしました。
我が家のほうでも、「今日は何時まで」と娘に言っておいても、
娘からお友達に話してもなかなか帰らないお友達もいます。
強い子になると、我が家はこの時間まで、というと粘って交渉してくるのですが、
きっぱりお断りすると携帯で母親に電話して、「次は○○ちゃんの家に行く」
と連絡してお友達の家をハシゴする子もいました。
おもちゃの持ち帰り
おもちゃの貸し借りも気を使うことの一つですよね。
ある子はリュックにたくさんのおもちゃを持ってくるのですが、
我が家の姉妹が貸してと言っても、「お母さんに貸してはダメといわれているから」
というのですが、我が家のおもちゃは黙って持って帰ろうとしたりします。
そのほか気になったこと
冷蔵庫を勝手にあけたり、お菓子を聞かずに戸棚からとって食べたり
その子自身は悪気なく普通にしているので、
冷蔵庫は開けないで、お菓子は聞いてねとその都度言いました。
ジュースもお菓子もきたら出すのですが、足らないのか気が付くと冷蔵庫開けてたりします。
ケガなどないように我が子以上に気を使います。
よそ様のお子さんを家で安全に過ごしてもらわないといけません。ハラハラ。
どうやって乗り越えたか
うちの場合は乗り越えたというよりも、子供自身が楽しくなかったらしく、
2人くらい、それぞれ2~3回くらいで家に呼ばなくなりました(笑)
幼稚園時代にお友達同士で園以外で遊ぶことに憧れをもっていた我が子だったので、実際来てもらう時はウキウキしていましたが、いざ遊ぶとなると思ったより楽しくなかったようです。
やってみてはじめて納得できることってありますよね。
初めての約束、待ち合わせ、家にお友達を呼んで遊ぶ!という夢がかなって、
気が済むまでの一時的な行き来でした。
私よりもずっと一人の時間を大切にする娘なので、自分の時間が少なくなるのと、
来てもらったら合わせて同じことをしないといけないのが窮屈だったようです。
ママがコミュ障でお子さんが人気者だったりすると、疲れたかもですね。
そんなお子さんに振り回されて新しい発見とかもありそうですが、
体力のない私には娘はありがたい性格です。
しかし、下の妹は全く性格が違うのでどうなることやらですが・・・。
娘がお友達の家に遊びに行ったときに気を付けたこと
その後は時々、お友達の家に遊びに行くようになりました。
おやつを持たせたり、行く先のママの許可はどうかの確認をしました。
自分の電話番号を書いた手紙を持たせて、何かあれば連絡してもらうよう伝えました。
楽しかったりすると、帰ってくる時間がどんどん遅くなるので、季節によって
帰る時間を暗くなる前に設定して、帰るときは電話で帰るコールをさせました。
それでも三回に一度は我が家にも呼んだりしていましたが、
4年生以上になると塾に忙しくなり滅多に互いの家に行き来しなくなりました。
我が家は土日祝日はパパは仕事で不在です。
ママの私も平日は会社勤めで土日祝日は4人の子をワンオペ育児していたので、
このあたりが出来ることのせい一杯でしたね・・・。
土日はお友達もご家族で遊びに行ったりすることが多いと思います。
土日に遊べる友達がそもそも少ないので、それも学校外での待ち合わせ遊びが長続きしなかった理由だと思います。
働くママの知恵
周りの働くママから聞いた知恵(以下を子供に守らせるように指導している)
- 子供だけの家に入らない・上がって遊ばない・・・理由は不在の時に家を荒らしたり、壊してもいけない。子供だけで火事なども怖いから。(なるほどと思い、我が家でも言い聞かせました!)
- そもそも約束は禁止(我が家は子供の希望が強くて禁止できず)
- 知っているママ友の家の子としか遊ばせない(ママ友居ない私は無理(;^_^A)
通っている小学校では3年生になるまでは子供だけで遊ぶことを禁止しています。
2年生くらいから、裏の公園で同級生が子供だけで遊ぶようになりましたが、
私は下の子の都合もあり、ついていけないときは遊ばせませんでした。
子供だけで遊んでいて、けがをしたりなどの話を聞いたこともあり、
「学校のキマリ」でもあるので3年生までは守らせていました。
4年生になって子供同士で遊びに行くようになってもまだまだ心配なことがありました。
自転車をお友達に頼まれて貸してあげて自分は走ったよ、
という話を帰ってから聞いて、
自転車で怪我でもしていたらとゾッとしたこともありました。
お兄ちゃん達には「お母さんは過保護!」と言われるのですが、
仕事で忙しいので構ってあげる時間が少ないのに、どこが過保護??と
思います。
必要な距離でなおかつ程よい距離で子供と接していけるママになりたいものです。

長い記事をここまで読んで頂きありがとうございます。
皆さんにとって良き一日でありますように願っています。
コメント