結婚制度で幸せになれる人、そうでない人

結婚のツボ
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こんにちは、斉東鈴です。

久しぶりの更新になりました。

コロナで生活が変わったり、日本の首相も先日変わったばかりです。

世の中の変化のスピードはどんどん速くなっていますね。

グローバル化も進んで、世界が昔よりも身近なものに感じられます。

とっても出不精なわたしはさらに家にこもりがちなのですが(笑)

ところで、結婚を何度も失敗(!?)している私ですが、

ふと、私にとって結婚って合ってるの!?と思いついてしまいました。

出会って、この人と結婚したい!と付き合うと自然と考えていましたが、

そもそも、どうして結婚したくなったのかなあ・・・なんて今更ですが

思ってしまいました。

今も別居中ですし。(汗)

そんな時に新聞で海外の不思議な結婚制度の記事をみつけて、

日本の考え方に偏ることもないんでない?

なんて

自分のいいわけ感がたっぷり!なんですが、

調べてみたので

今回は結婚制度について書いてみたいと思います!

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世界の結婚制度(鈴調べ)

アメリカ

州にもよりますが18才以上で結婚できます。

役所に二人で出向き、結婚許可証を取得します。

夫婦どちらかの姓または新しく作った姓を名乗ります。

カナダ

日本のような結婚制度がまずひとつ。

コモンロー:事実婚(一年以上同居しておりほほ結婚と同じ権利・保証が認められている。

コンジュガル:何らかの事情で同居できないカップルが別居婚状態なとき。

       別居中のコモンローと同じ。証明書が必要。

イギリス

通常の結婚は結婚率が低下し、1000人に対して20人前後の結婚率に。

非嫡出子などの区別もないため、事実婚が多い。

フランス

市役所で市役所の職員と行う結婚式にて結婚。

パックス制度:事実婚【同性もあり】相続権や税金待遇など結婚とほぼ同じ社会的優遇制度が使える。

pacte civil de solidarite 「連帯市民契約」の略

スウェーデンやドイツもパックス制度あり。

韓国

血のつながりが重視される社会。

夫婦別姓でそれぞれの姓を名乗り、

子供がうまれたら子供は父親の性を名乗ります。

2005年までは同じ姓の人とは結婚できなかったため、

今でも慎重になる人が多い。

8親等以内の親族とは結婚してはいけないそうです。

中国

婚姻年齢(男性22才、女性20才)で4親等以内でなく、禁婚疾患者(淋病・エイズなど)でなければ結婚可能。

一人っ子政策の影響で女性が少なくなっており、結婚できない男性の増加が社会問題になっているそうです。

ブラジル

重婚をふせぐため、結婚するときに新聞広告をだして、

一か月後に異議申し立てがなければ

役所で手続きができるそうです。

女性の経済的自立が増え、事実婚も増加中とのこと。

ケニア

人数制限なしの一夫多妻制あり。

なし崩し婚という、暮らし始めてから親戚にお披露目したら結婚がみとめられる。

出身部族の違いで結婚しやすかったり、ハードルがあがったり。

部族のしがらみのない国際結婚も人気。

不思議な結婚の形

世界でこれまでに認められた、様々な結婚の形を調べてみました。

死霊婚

スーダンのヌアー族の結婚とは、

男子が家を継ぎ子孫を残し、

先祖をまつり、妻の実家には結婚時に婚資(お金や家畜)を渡します。

結婚前に後継ぎの長男が亡くなったら、

亡くなった長男に妻を見つけてきて、

結婚させます。

結婚式も生活も後継ぎを作るのも、長男の弟や親族が代理をするのですが、

その妻は亡くなった長男の妻という立場だそうです。

妻の実家には婚資が渡されて納得、夫側は後継ぎ問題も解決します。

レヴィレート婚

結婚後に夫が亡くなってしまった場合、

多くはその亡くなった男性の弟やいとこが

未亡人になった女性と再婚することを言います。

婚資を払って妻の実家からもらってきたので、

妻の処遇は夫側の権利で、夫側の親族と再婚という形で家にとどめられます。

日本でも戦時中に同じようなことを聞いたことがあります。

アフリカほど婚資の代わりというわけではなかったでしょうが、

戦死した兄の代わりに弟が後継ぎになり、兄の妻と結婚したり。

家の後継ぎ問題でしょうか。

東アジアの写真花嫁

20世紀初頭、ハワイや南米の移民に行った日本人や中国人が

祖国に帰れず、

現地は働く男性ばかりなので

祖国から送られてきた写真を見て

写真だけで決めた妻と結婚して、長い間別居婚をしたそうです。

ピクチャーブライドという映画にもなっているそうです。

キルギスの誘拐結婚

もともとは、親に反対された恋人同士が、

認めてもらうために駆け落ち結婚をしたのが

始まりだそうです。

女性側からは全く見知らぬ男性に見初められて、

男性とその友人たちに無理やり車で誘拐されて、

男性の家でその家の家族に説得されて結婚してしまう

誘拐結婚がキルギスのクルグス人の3割にみられるそうです。

将来は外国でIT関係の仕事をしようとしている女子大生がいきなり

草原の真ん中に連れてこられて、結婚させられたり。

一度家に入ったら、出戻って来れても恥ずかしいと言われることもあるようで、

そのまま結婚してしまうそうです。

車の普及によって、誘拐婚が定着してきたようで、聞いただけで恐ろしいですが、

逃げて帰れる女性はクルグス人では少ないようです。

結婚したら何が変わるのか

人類学者の川口幸太先生は、

「すなわち結婚は、単なる交際や同居とははっきりと区別された権利と義務が、

その社会において正式に承認されるための手続きであり、制度なのです。」

と書いておられます。

そーなんだ!

一緒に楽しく家族でご飯を食べたい、というだけで結婚するから失敗するのね!?

思わず猫になって眠りにつきたいと思いました(笑)

子供たち、あほなママでごめんね・・・。

いや、一緒に楽しくご飯を食べれる権利が認められるってことなのかな?今の我が家のように、お互いがそれを望んでない場合でも、社会的にはとりあえず結婚の権利や義務も保証されるってこと・・。

個人の幸せとはあんまり関係ない世界ですね、制度って。(>_<)制度をどう自分に生かせるかっていうことになりますでしょうか。

世界的に事実婚が増えてきている気がします。

そう考えると、日本の結婚制度って,ルールがガチガチという気もしてきます。

その割には養育費の支払い率が低かったり、野放しのところもありますよね。

幸せは自分でなるものですもんね!

なんてこの年になってやっと言ってるようでは失敗するはず(>_<)

余計に頭に不具合が起きたようなので(笑)

ここで終了させていただきたいと思います・・・。

世界の結婚制度について、広く浅く書いてみましたので、気になる方はくわしくまた追及していただけたらと思います。中国の嫁不足の関連記事などは少し動揺するようなものもあり、なんにせよ日本は平和と思ったり、他国をみて日本は自由がないなと思ったり、興味深いです。

まとまりのない記事を最後まで読んで頂き、感謝申し上げます。皆さまの一日が楽しく、気楽に過ごせますよういつも願っております🌸。

参考文献・サイト

海外の結婚・離婚事情。日本との違いは?/メオトーク/夫婦に、ちょっぴりイイ話!

ようこそ文化人類学へ   川口幸太 著者 昭和堂

キルギスの誘拐結婚  林典子 著・写真  NATIONAL GEOGRAPHIC

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