わーママ VS パワハラ上司 ≪後編≫

働くママのツボ
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こんにちは  斉東鈴です。

わーママ VS パワハラ上司≪前編≫ につづいて後編に行ってみようと思います。

前編をこれから読まれる方はこちら https://suzusaito.com/2020/12/27/%e3%82%8f%e3%83%bc%e3%83%9e%e3%83%9e%e3%80%80vs-%e3%83%91%e3%83%af%e3%83%8f%e3%83%a9%e4%b8%8a%e5%8f%b8%e3%80%80%e2%89%aa%e5%89%8d%e7%b7%a8%e2%89%ab/

パワハラ上司にプッチーン!!とキテシマッタ鈴が当の上司に面と向かって言いました。

「あなたの態度は人間に対してすることではありません!!」

5年間のつもりに積もったものを、はっきりと伝えました。

実際、その上司の声を聴くだけでもう、涙が止まらない状態になっていて、

最近は同じ空間にいるだけで体がこわばって、正常な判断ができにくい状態でした。

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退職の意志を本社に伝えてくださいと話した

上司は自分はそんなつもりはなかったとか、支店長に言ったらまたパワハラしたと言われるとか、
ブツブツ言っていました。

会社の携帯電話はこの後の手続きで支店長から連絡がはいるので持って帰ってくださいと言われ、

いつもは通勤にも使用しているカンパニーカーのキーを置いて電車で帰りました。

少人数で助け合って業務してきた同僚にメールで事の流れを伝えました。

同僚と事務員さんが二人、交代で毎日引き留める電話をくださったけれど、

上司の事を考えると何日たっても涙が出てしまい、正常な業務が出来そうに思えませんでした。


支店長の面談

当日の夕方に支店長の部下から電話があり、

思い直せないかと言われましたがそんな気持ちには全くなれず。

今後、残された所員の為にもなるので、詳細を聞かせてほしいと申し出がありました。
翌日に高速バスに乗って、支店長と部下の二人で鈴の話を聞きにやってきました。

駅中の喫茶店で向かい合わせに座りました。

支店長より、今まで目が届かず申し訳なかったと謝罪がありました。

パワハラコールセンターや弁護士さんに相談してもらっても構わないこと。

今後の事があるのでどんなことがあったか詳細を聞きたいと言われました。

鈴は今までの5年間の私や同僚や事務員さんへの上司の態度、人によって態度がちがう事、

必要な業務上の通達も回ってこなくて期限がきれても私たちのミスとして報告することなどを
話しました。

支店長がその話を受けて、一方の話を聞いてもいけないので、
次週に所員全員の聞き取り調査をすると言われました。

私にもちろん異存はないのでお願いしました。

パワハラを受けていた派遣の営業さんの件を話すと、

支店長が

「派遣元からパワハラ被害の連絡があり、その時に注意したが治ってなかっただろうか」

といいました。

えっ( ゚Д゚)

そんなことがあったのなら、所員にも通知してほしいし、まったく上司は治ってないし、
そもそも鈴の営業所にパワハラトラブルを起こして左遷されてきたという前科もあるのにと思い、
呆れました。
その時も,上司は支店長にそんなつもりはない、指導の取り方じゃないかと話したそうです。

その面談の場で、退職はどうしますかと再度聞かれました。

鈴はこんなになるまで放置されていたので、もみ消されて退職になっても、それはそれで

そんな会社とわかって退職できてよかったと思えると考えていました。

上司にこれで最後と思って
自分の気持ちを守るためにはっきり本人に言わないと!と思ったので頑張って言いました。

パワハラコールセンターがあることも知っていました。

本社の人事部長は前々任の鈴の部署の支店長で面識があり、病休の時にもお世話になったので

いつでも相談できました。

病休の時にお世話になった企業ドクターも、定期的に復職が順調かメールを下さり、
涙が止まらないと訴えるところは沢山ありましたが、訴えようとは思いませんでした。

前年に病休を10カ月も取らせていただいて営業所の全員にお世話になっているので、

訴え上げるのではなく、今回は黙って辞めよう身を引こうと考えていました。

しかし、支店長が聞き取り調査をしてくださると遠方よりすぐに面談にきてくださり、

同僚からも辞めないでと説得されたので、心が揺れました。

ただ、面談が終わっても、上司と同じ事務所で働ける気がどうしてもしなかったので

返事が出来ずにいました。

支店長がその様子を見て、すぐに返事をしなくてもいいので聞き取り調査が終わってから

ゆっくり退職するかどうかを決めてくださいと言われました。

決して無理に引き留めません、一番納得のできる答えを出してくださいと言われました。

3週間は倉庫に出勤

そのあとも、同僚や事務員さんに連日の電話で引き留めていただきました。

聞き取り調査に入っていないほかの営業さんが自分から話したいと支店長に聞き取りに参加したいと言ってくださったりしました。

結局、聞き取り調査が済む前に、退職するのはやめましたと本社に電話で言いました。

その後は上司と顔を合わせなくてもいいように周囲にお願いして

3週間ほど倉庫にPCを運んで、出社時は倉庫で入力作業などをしました。

鈴もさすがに社会人として急に退職するのはどうかという思いはありました。
ただ、業務継続困難な精神状態になったので辞めるしかないかと考えたのですが、
上司の顔さえ見なければ平常心で業務もできる、と考えなおしました。

ちなみに、鈴が直接本人に物申した日に、上司がある営業さんに

「鈴さんにこんなことを言われたけどどう思う?」

と聞いてきたそうです。

その営業さんは

「上司さんは気が付いてないかもしれませんが、鈴さんと○○さん(同僚)に対する態度はいつもひどいですよ」

と、はっきり言ってくれたそうです。

支店長の聞き取り調査

一人ずつ時間を取って、支店長と部下の方が面談して聞き取りされたそうです。

鈴はその日はお休みいただきました。

面談について事務員さんが色々報告してくれました。

事務員さんの面談が終わった時に支店長から

「わかりました。鈴さんの言う事が正しいとわかりました。支店長のほうから厳重に注意をしておきます」

と言われたそうです。

事務員さんがすかさず

「そのお灸は長くは続きません!定期的に監督するか調査をおねがいします!」

と言ったそうです。

性格はなおりませんから・・・。

一か月後に転属の人事発表

それから一か月たった頃でした。

午後出勤の鈴に営業所の人が次々と、電話してきたり倉庫に伝えにきました。

上司がついに転属することになったと。

鈴の事があった一か月後の事なので、鈴のせいではなくて、
多分以前から決まっていたことだろうとのことでした。

今度は役職からは降りて,いち営業として転属されるとのことでした。

上司は転属するまでの間、鉄のメンタルを持っているので、相変わらず部下を怒鳴ったり

最後のあいさつでも

「私は転属後にすぐに定年だが、
定年後も継続して再雇用の希望をだしていました。
自分の希望をかなえてくれての今回の人事で、よかった」

と笑顔で転属していきました。

見習いたいような鉄のメンタル。多分自分は全く悪くないと思っていると思います。

世の中にはいろんな人がいるなと思いました。

次に来た上司はとても良い方と思われますし、皆も事務所に出勤するようになって良かったのですが

鈴はまだトラウマっぽい感じで、あまり積極的に話せなかったりします。

今回の事がある以前の上司には何でも相談していた鈴ですが、一度痛い目にあうと

なかなか慎重になります。

問題の上司が降格されて転勤していったというと、プライベートの友人も子供たちも喜んでくれました。

スカッとジャパンに投稿したら?といわれました( ´艸`)

最後まで読んで頂き、ありがとうございました!

皆さまの毎日が楽しく、気楽にすごせますよういつも願っています。

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